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菊芋 の花


教育方針

教育方針----知育については、文部省の学習指導要領に従 い行うが、知育偏重におちいらぬよう留意し つつ、進学希望者には能力に応じて特別指導 を行う。  

 体育については、正規の授業の他に体育的 行事(体育祭、球技大会、マラソン大会、体育 記録会、冬季のウインタースポーツ)など、肉 体の正常な発達を促す行事の比重を高める。  

 徳育は、心の教育を最重点とし実践を加える。 子供たちに生きていることへの感謝と、共同 生活におけるお互いの思いやりをおしえねば ならない。  心が物を支配するのでなければならない。 物質の世界はすばらしい。 しかし、そのす ばらしさを感ずるのは心である。 物欲に支配された心は、そのために反って物質の世界の 素晴らしさを理解できない。 知識が物欲にのみつながり、物を支配することのみを目標としているとすれば、これは誠に恐ろしいことであり、逆に人間が物質の奴隷とな ることを意味している。  
 徳育は、また自然界の理解によって行なわなければならない。 自然の素晴らしさに感じ、 その素晴らしさに感謝の念を持つようにならなければならない。 自然がその素晴らしさを われわれに無償で与えていることを理解しなければならない。  
 
我々は、何のために働くのか?
 それが賃金 を得るためのみであってはならない。 自然と,自己と、自己の外界のすべてに感謝 して働くのである。賃金はその結果として得られるものであって目的がそれのみであってはならない。働くことえの報酬は、賃金よりもむしろ感謝して働いた、この満足の思いにあることを知らなければならない。結果のみを重視してはならない。結果は努力の結果であって、努力なしの結果ではない。努力がその本人に喜びを与えてくれるのであり、結果がよければまた喜びが増すのである。たとえ結果が思わしくなかったり、予想に反していても、どりょくによろこびと満足と言う何物にも代えられぬ報酬を得ていることを知るべきである。賃金を相手 の感謝の気持ちとして受け取り,自分もまた 感謝の念を持つべきである。  結果のみを重く見る教育を行ってはならない。  
人間は生物である。諸々の動物や植物の理解なくして人間の理解はない。われわれの肉体は親から受け継いだものである。 生みの親に対して感謝の念を持つのは人情である。  親への感謝は先祖への感謝へとつながる。 肉体と生命は連綿として受け継がれる貴重な ものである。 一朝一夕にして出来るもので はない。 肉体を粗末にしてはならない。

 われわれが科学を学ぶのは、物質の世界を 理解するためであり、自然に順応するためである。 科学によってわれわれはまた物質の世界の素晴らしさを知り,人間とは何かという ことを理解することが出来るのである。

教育は実践と感化によって行われるべきものと信ずる。知識のみの伝達では教育とは言い難い。自分の出来ないことを他人に押し付けてはならない。教師は、自ら実践によって生徒に感化を及ぼし教え導くのでなければならない。 自らの体を使い、心を働かせることが人間の幸せであることを教えねばならない。人間は、老いて必ず肉体を失うということを自覚させなければならない。 

人間の価値は、「何を感じ、何を思い、何を為さんとし、何を為すか」 にかかっているかを教えたい。 子供たちを、自らの努力によって、自己の 周辺より多くのことを読み取り、洞察力の ある実行力のある人間に育てたい。 豊かな 自然の恵みを知り、よき教師の感化を受け、 友人との交わりの中で、子供たちにとって学 園が心のふるさととなるような教育を行い たいのである。  

 日常一般の生活の中では
、言葉ずかい 服装、態度、持ち物などについてきめ細かい 指導を行う。  人間教育を徹底するため、道徳を時間割に 組み込み、校長自らその指導に当たる。 寮生活においては各自に家事を分担させ 農作業、家畜の飼育を課し、動植物への親近感を養い,各家庭寮の中での共同生活の体験の中から、人間関係を学ばせる。
 
文化的な催し物は、
生徒の情操教育と正規 の授業との関連に留意し、文化祭、音楽会、 演劇会、映画鑑賞会、講演会などを年間行事 に組み込む。 文化祭には生徒自らの手に なる手工芸品などの展示、研究発表などを行 わせたい。  クラブ活動は、生徒の希望と教師の特技を生かすことが出来るものを設けたい。

学校経営方針・・・・・・・・・・略
                以上


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     時任学園女子中等教育学校              
  時任学園女子中等教育学校は1992年開校の時任学園女子中学校を前身とし、その後設立の日本イデア高等学校を加え、これらを廃校として2001年4月 6年制の中等教育学校として設立されたものです。 したがって学校設立趣意及び教育方針は上記時任学園女子中学校のものをそのまま踏襲するものです。 
 
本校設置の目的は、自然環境を大切に、豊かな自然を手本として、道徳教育を   行ない心豊かな女子を育成しようというものです。 近年、知育教育の偏重による   自然の情愛の喪失、物欲への執心は、救いようのない心の荒廃を齎しつつ あります。
 
「徳の無い知は、むしろ有害である」   
.





第一. 自然の豊かなところであること。
生徒たちが動植物に囲まれて自然の豊かな恵み を理解し、体得して、人間 として偏らない心を持つ ようにするた めである。
   
第二. 人間の健康の保てるところであること。
健全なる精神は健全なる肉体と共にあり 日射・大気・水・食物など生徒達の健康 を保ち体を養うの に十分なところでなけ ればならない。
   
第三. 指導者は、人間性豊かな暖かい人間であ ること。  
生徒達は、この指導者の人間性に感化さ れて成長するのである。
   
第四. 生徒達は、よい集団の一員であること。 
よい集団の中で健全なる人間関係を学 ぶのである。 一人一人の生徒はこの 集団の一員となるための誇りと自覚を 持った者でなければなら ない。

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